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HeavyMachineって?
日頃 Radiate Web Shopならびに弊社直営店舗をご愛顧下さりありがとうございます。
どんなショーもないことでも気になりだしたら止まらない裏方3号です。
先日、UPされた記事 ラディエイト・ラゾーナ川崎店から 春夏物入荷の新作情報 (02/09) の最後に出てきた「台湾発の注目ブランドHEAVY MACHINE」がずっと気になっています。
日本語サイトで最も詳しく説明されているのが http://fashionjp.net/highfashiononline/feature/exhibition/taipeistyle02.htmlの一部しかありませんでした。引用します。
2010年春夏コレクションでデビューした靴のブランド。デザイナーはオーストラリアのロイヤルメルボルン工科大学を卒業したミシェル・ウーとニューヨークファッション工科大学を卒業したヨヨ・パンの女性ユニット。ふたりとも海外の大学でファションデザインを専攻した、台北でシューズブランドを立ち上げるという異色の経歴。彼女たちの作る靴は、そのグラフィカルなラインとシェープ。さらに独特の色使いにオリジナリティーがある。この色々には台湾の伝統的な色を取り入れているそう。

謎のブランドですねぇ。ついでにHEAVY MACHINEの画像検索結果

そのまんま重機や重機関銃じゃ訳わかりませんね、ますます謎です。
せっかく弊社で扱っているブランドですのでお客様にもっと知っていただこうと思ったのですが・・・

本家サイト(http://www.heavymachinedesign.com/)のブランド説明文すら紹介されていないとは、かなりの激レアブランドです。たいてい日本の代理店商社とかで取り扱いブランド紹介として掲載してますけどね。

かなり端折って訳しますと
私達は私達が欲しい靴を考えたとき、つい妥協したりしてしまいます。じっさい、お店で本当に欲しいと思える靴を探しても見つからない。。。で、私達は私達が欲しいと思える靴を作ることにしました。」

Heavy Machine は注文の多いトレンドセッターな女性のために2009年スタート、そのシューズデザインはセクシー&エッジー。現代女性向けのその特徴的なルックスは一歩踏み出すごとに主張をします。産業機器などにインスパイアされたデザインは重厚で力強いにもかかわらず、女性らしさや美しさを表現できています。
ハイヒールは伝統的にルックスのために快適性は犠牲になってきましたが、私達の靴はその点もクリアしてます。

なぜHeavy Machineなのか?その意味は?
ハイヒールは相反するが軽量でかつセクシーであるべき。しかしながら、健康面から見ると足や腰によろしくない。女性はそれを知っていてもハイヒールはやめられない。もし私達がハイヒールの名称を変えるとしたら、健康を犠牲にしてまでセクシーでありたいと駆り立てる衝動が巨大なクレーンやブルドーザーみたいなのでHeavy Machineと名づけます。
申し訳ありません、英検4級(中学中級程度)の私にはこれが限界です。
しかしながらHeavy Machineの日本での紹介はほとんどないのでがんばります。誰もやったことの無いことをやるのはやる気が出ます。
本家サイトのNEWSコーナーに昨年台湾のビジネス誌に取り上げられた記事がありました。
要約しますと
近年、台湾から世界へ羽ばたくデザイナーが登場している。
そこで今回は新しいブランドを立ち上げた二人のデザイナー潘國瑤(YOYO)と吳怡慧(Michelle)を紹介する。二人とも民国71年(1982)生まれの27歳、それぞれ海外に留学し、台湾に戻ってきてから似たようなバックグランドの二人はすぐに友人となる。
二人ともハイヒールは快適であるべきだと考えていたが、実際にそういう製品は見当たらず、似たようなデザインばかりの市場に疑問を抱いていたので、自分達で製品を作り出すことにした。

白紙の状態から手探り
「Heavy Machine」と命名された二人の製品はガンダムっぽさがある。軽さ、色使い、どこにもないデザインが特徴。快適性を追求するとダサくなりがちなハイヒールだがこの点も矛盾を解消した。 最初二人はデザイン画をベテランの靴デザイナーに見てもらったが、その人は目が点になっただけだった。二人はアパレルの勉強はしているが、靴の製造知識は全く無かったのだ。もちろんボツ。そこでシューズメーカーを渡り歩き、素材選定、生産方法を学び服と靴のデザインにおける決定的違いを知るに至った。
それは服は人体に必ずしも密着しないが靴の場合そういう状況はありえない、ちょっとでもディテールが変われば身体を痛めてしまう可能性があるのだ。
「もし客が転んだり躓いたりしたら訴えられることもある」とYOYOは語る。

イチかバチかで出た海外の展示会でブレーク
2008年資本金30万台湾ドルで創業。しかし彼女らのブランドは小さい台湾市場では奇抜すぎて売り込むのに苦労する。ちょうどそのころニューヨークの知り合いに「なんとか売り込む先を見つけたい」と相談したところ、展示会出展を薦められたことにより、二人は意を決して海外展示会へ出品することにした。幸いにも北米のトレードショーのバイヤー向け広告に掲載された、北米市場殴り込みである。
展示会では「スゲー」、「これ要チェック」、また展示ブースのインターンシップ学生からは「$800に見える」と多くの賞賛を浴びることになる。雑誌「Teen Vogue」の編集長は将来性有望と評した。
「展示会では多くのバイヤーからいままで受けたことの無い指摘や質問を貰った、それを昇華してその後の製品改良につながった」
展示会ではひっきりなしに多くのバイヤーが詰めかけたという。現在、Heavy Machine は台湾、オランダ、ニューヨークで販売されている。ニューヨーク、オランダはハイファッションのスポットだ、もっと多くの顧客にHeavy Machine を見てもらいたいと考えている。

自分達の製品に対する自信
Heavy Machineの中心価格帯は$200前後、もちろん安かろう悪かろうでは無くなるべく$300を超えないようにしている。若者やティーンにも買える値段だが、その上の年代の働く女性も対象にしている。
また、台湾の芸能人スタイリストからも注文が入るため、月間百足以上売れている。
今また、Heavy Machineは国際展示会に出展中だ、バイヤーからの注文であふれているだろう。二人を突き動かしたのは強い意志と情熱に他ならない。
最初にデザイン画を見せに行ったデザイナー先生からは「幼稚園児用か?」といわれた。バイヤー達は展示会で「なんで変なデザインなの?」とよく聞かれるがMichelle と Yoyoは意に介さない。 デザイナーは自分の作品が好きなのは当然だし、人々は何かの拍子にメジャーなものよりマイナーなものが好きになることもある、レディガガの猟奇さが世界中でウケたように。
二人がオチをつけた、「ガガ様の視点から見たら、うちの靴はまだまだ変じゃない(笑)」

ふたたび申し訳ありません。英検4級(中学中級程度)の私にはこれが限界です。
大体、ブランドコンセプトとかつかめてきた気がします。そこで担当バイヤーに聞いてみましたところ以下のことを言ってました。
  • ■このブランドは海外展示会で知った
  • ■もっとすごいガンダムっぽいデザインのもあったけど、日本で売るの厳しそうだからそれはあきらめた。
  • ■お客さんの評判もなかなかいい
  • ■展示会のとき撮った写真あるよ
これがその展示会のときの写真だそうです。デザイナーのお二人ですね。
先日のマーシーの欧州レポートにあったように将来有望なブランドの発掘もバイヤーの仕事です。


現物をいろいろ検証しようと思ったのですが、本部にHeavy Machineの在庫がありませんでした。
弊社直営店舗でもごく一部の店舗しか展開がなく、しかも今後の入荷も未定。ますますレア度が高まりますね。
そこで前回の記事でこのブランドを押していたラゾーナ川崎店の竹内店長に電話で聞いてみました。
  • 3号「前回押していたHeavy Machine、どうですか?」
  • 竹内「お客様の評判もわりといいです。」
  • 3号「ブランドのサイト見たらデザインと軽量快適がウリみないなことが書いてあったんですが、実際どうですか?」
  • 竹内「え?軽量がウリなんですか?たしかにお客様も軽いって言ってました。」
  • 3号「同じような他メーカーの製品と比べてどれぐらい軽いもんなんですか?」
  • 竹内「他の靴と比べて極端に軽いとは思えないですけど・・・ちょっと待ってください、商品持ってきます。」
    竹内「確かに軽いですが、お客様としてはデザインを気に入って買われる方が多いです。」

竹内店長と話していて、このブランドのいう軽さとは物理的な重量じゃなく【履いてみて軽い】といえる軽さなんじゃないかと思いました。それが快適性につながっているのだと思います。
そしてその秘密は独特のヒール形状ではないかと推測します。
今のところ、Radiate Web Shopでの扱い予定はございませんが、弊社直営店舗でぜひお手にとってお試しください。
ラゾーナ川崎店、エスカ店にて扱っております。ご来店お待ちしております。
author:Radiate, category:Radiate雑学コーナー, 15:44
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ホールガーメント製法って?
Radiate Web Shopブログをご覧下さりありがとうございます。
9月より平日5kmラン2日、休日10kmランまたは10kmトレールランしているのに体重増加中の裏方3号です。 Web Shop商品説明文だけではフォローしきれない内容を「雑学コーナー」として新カテゴリー作ってみました。
Radiate Web Shop店長ウエノが投稿した先日の商品紹介記事を読んでみて分からないことがあったので聞いてみました。

3号「ホールガーメント製法って何なん?」
ウエノ「なんか一発でニットを作るやり方らしいです」
3号「それってどういうこと?」
ウエノ「そういう機械があるらしいです、ボクよりバイヤーのほうが詳しいんじゃないかと」
3号「分からん、でもそんなすごい機械があるのか・・・」


すみません3号はずっと総務畑なんで商品のことは実際よく分かっていません。

Whole Garment - まるごと衣服?

そこでホールガーメント製法で検索したところ、なんと和歌山県の世界的企業、島精機の機械でしか製造できないじゃないですか。
しかもウエノの言っているとおり「一着まるごとの状態で、編み機から直接、立体的に編成されます」って島精機のホールガーメント紹介ページに多数のサンプルとともに書いてあります。

実は昔、島精機の工場見学にお邪魔したことがあります。
当時は編み機の制御技術から派生したCG(コンピュータグラフィック)およびアナログハイビジョンTV事業も手がけていてNHKに納入していますと聞きました。国策でデジタルハイビジョンに変わった今はそちら方面の事業はやられてないみたいですね。
今はどうなっているかわかりませんが玄関にシルバーのフェラーリ308GTB が停まってて、立派な調度品や名古屋市美術館にある作品と同じ作者の彫刻があったりしましたが、なによりも見学先で多くの社員の皆さんが元気よくご挨拶くださったことがとても印象に残っています。


さて、ホールガーメント製法ですが、先日ご紹介した商品を元に特徴をご覧になっていただきたいと思います。
イリアンローブ別注ムラ染めVネックニット


これは裏返したところです。通常のニット製品ですと洗濯ラベルを前身頃-後身頃の縫い目に挟んで取り付けますが、縫い目がありません↓

袖の取り付けを見てみましょう。通常の製品であれば袖と身頃も別パーツとなり縫い合わせます↓

縫い目はありません。あるのは編み方を変えた切り替え部分↓

襟というか首のリブ編み部分も見てみましょう↓

こちらも縫い目はありません。補強に裏から別糸が編みこまれているのが分かります↓

まとめますと、立体的に編みこまれますので、デザイナーの意図を反映しデザイン性の高い製品が製作しやすく、縫い目で引っ張られることが無いので着心地がよいニット製品を作ることができるということでしょうか。 モノづくりニッポンの技術がこんなところにも生きています。
ホールガーメント製法のニットは別型で若干着丈の短いイリアンローブ別注ムラ染めショート丈ニットもございます。
以上、大して役に立たないRadiate雑学コーナーでした。
author:Radiate, category:Radiate雑学コーナー, 11:56
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